世界中からプロのアンティークディーラーが集まるというだけでなく、観光客も多く訪れる『サンバリーアンティークマーケット』。
開催地の名前である「ケンプトン」とも呼ばれるこのマーケットは、通常毎月2回行われるロンドン近郊では最大級のアンティークマーケット。
入場料は無料で、広大な競馬場の屋外と屋内で開催されるこのマーケットはアンティーク雑貨好きには必見と言えます。
サンバリーアンティークマーケットの見どころ
サンバリーアンティークマーケットの見どころと楽しみ方はもちろん、広大な敷地に出店されている多数のストール(店)を巡ること。
屋外では主に家具などのインテリア用品、屋内では雑貨やアクセサリー類などを扱うストールが販売されています。
このマーケットは日本人観光客もよく訪れるため、英語が話せなくても簡単な単語やボディランゲージで十分買い物を楽しむことが出来ますよ。

天気のいい日は屋外をゆっくり見ながら、屋内も見て回りたいところですが、あいにくイギリスは曇りの日が多く時期によっては雨もよく降ります。
この写真を撮影した日も天気が悪く、現地に到着して間もなく大雨となってしまいました。

そのため屋内のマーケットは雨を避けて入ってきた人でごった返すことに。
こういった荒天の日は屋外のストールは撤収してしまうため、家具などが目当ての場合は雨の日に訪れるのはやめておいた方がいいかもしれません。
とはいえ、屋内だけでもストールの数はかなり多く見ごたえは十分。
このときはホーンジー(Hornsea)のキャニスターやヴィンテージの工具などを購入しました。
とても手ごろな値段で、ストールの方も気さくに対応してくれたので楽しく買い物できました。
サンバリーアンティークマーケットの行き方と場所
サンバリーアンティークマーケットへの行き方ですが、イギリスの鉄道「National Rail」で行くのがわかりやすいです。
ただ、鉄道では始発の時間が6時頃になるため、朝6時半から営業するサンバリーアンティークマーケットへは少し遅れて着くことになります。
当然ながら始まった直後が最も安く良い商品が揃っているのですが、6時半に現地に着くなら車で行くしかありません。
プロのバイヤーでもない限りそこまでする必要はないと思いますが、それでもせっかく行くならいい商品が揃っているなるべく早い時間に行くのがおすすめです。
さて、サンバリーアンティークマーケットへの行き方ですが、ロンドンから向かう場合はまず地下鉄でWaterloo駅へ。

ここでNational Railの「South West Train」に乗り換えるため、電光掲示板で「Shepperton行き」の時間をチェック。
乗った後は特に乗り換えなどはなく1本で行くことが出来ますが、目的地は「Sunbury」ではなく「Kempton Park」なので注意が必要です。

とはいえ、早朝に行く場合は乗っている人の多くがこの駅で降りるので乗り過ごす心配はあまりないでしょう。
駅から出た後は人の流れに続いて歩いて行きましょう。
Sunbury Antiques Market
開催日 / 毎月第2・最終火曜日
入場料 / 無料
営業時間 / 6:30 – 14:00
住所 / Staines Rd E, Shepperton, Sunbury-on-Thames TW16 5AQ
Web / https://www.sunburyantiques.com/
開催日は突然中止になる場合もあるため、公式サイトやSNSで確認しておくのがおすすめです。
サンバリーアンティークマーケットは非常に規模が大きく、ロンドン市内からも比較的近いため、アンティークにあまり興味がなくても観光として十分楽しめる場所です。
午後2時まで開催されていますが、午前10時過ぎにはめぼしい商品はほとんど売れてしまっていることもあるためやはり7~8時には到着したいところ。
旅行の際にタイミングが合えばぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。